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- 技術系スタートアップの成長戦略:事業化からIPOまでの道のり
技術系スタートアップのリアルに迫る──塾員ピッチと実践者によるパネルディスカッション2025年5月28日(水)、メンター三田会5月定例イベント「技術系スタートアップの成長戦略:事業化からIPOまでの道のり」が、アルー株式会社セミナールーム(九段下)にて開催されました。 【第1部:塾員ピッチ】 第1部は、 株式会社ジゴワッツ 代表取締役 柴田知輝氏によるプレゼンテーション。 EV充電器の製造から、エネルギーマネジメントを支えるアプリ課金サービスまで、ハード・ソフト両面を統合したソリューション群が紹介されました。 国内EV市場の成長スピードや規制環境の変化を踏まえつつ、すでに海外展開を視野に入れた戦略構想にも言及。社会インフラの変革を目指すリアルな取り組みに、参加者から多くの質問と共感が寄せられました。 【第2部:パネルディスカッション】 第2部は、以下の3名によるパネルディスカッションが行われました。 • モデレーター: 池田祐輔 氏(アルー株式会社 取締役/メンター三田会 理事) • パネリスト: 吉野巌 氏(マイクロ波化学株式会社 代表取締役社長) • パネリスト: 江戸川泰路 氏(EDiX Professional Group 代表パートナー) テーマは「技術系スタートアップの成長戦略:事業化からIPOまでの道のり」。 ディスカッションでは、どのような大学発ベンチャーが“筋が良い”のか、創業初期からIPOを見据えた戦略設計の勘所(組織設計、資本政策、事業ピボットの判断)やディープテックにおける今後の資金調達のシナリオといった実務直結のテーマが掘り下げられました。 実践に即した話題が多く、参加者同士の活発な質疑や意見交換も見られる、充実した時間となりました。
- 名倉勝氏ご登壇「スタートアップエコシステムの最前線と日本の可能性」
2025年4月23日(水)、メンター三田会4月定例イベント「スタートアップエコシステムの最前線と日本の可能性」が虎ノ門ヒルズビジネスタワーにて開催されました。 【第1部:基調講演】 第1部では、CIC Japan合同会社CIC Instituteディレクターの名倉勝さんにご登壇いただき、スタートアップエコシステムの定義や日本の現状について講演いただきました。 本来2時間かかる内容をコンパクトにまとめてお話しいただき、エコシステムとは、起業家単独ではなく、投資家・事業会社・行政機関・教育機関などが相互に連携してこそ機能するものだと改めて理解を深めました。 具体例として、人材会社のマージン率を比較し、日本(30〜50%)に対して海外(約20%)といった違いにも触れ、エコシステムにおける各ステークホルダーの環境差についても解説。 今後は業種ごとに、たとえば創薬ならウェットラボ、医療機関、患者といったように、エコシステム内の構成要素をより精緻に分析する重要性が示されました。 また、日本におけるスタートアップ支援のあり方や、メンターの役割についても示唆があり、バークレーでは480名の起業家候補者に対して毎年一人ひとり面談・メンテナンスを実施している事例が紹介され、メンター活動の意義を再認識する機会となりました。 【第2部:学生ピッチ】 第2部では、StormStory代表の郡司大輝さんによる学生ピッチが行われました。 「若者は現在、1週間に1件程度しかSNS投稿をしない」というリアルな実態からスタートし、ありのままの魅力を切り取る次世代型SNS「Snipe」についてのプレゼンとデモンストレーションが行われました。 若い感性とデジタルネイティブ世代ならではの発想に、参加者からも多くの関心が寄せられました。
- 真尾淑子氏ご登壇「産学連携によるイノベーションの創出:メンターとしての役割」
第1部では、「そもそも大学とは何か?」という根本的な問いから始まり、近年注目されている産学連携の仕組みやその価値、可能性についてご講演いただきました。 大学の収支構造や産学連携によって得られる収入など、あまり知られていない背景知識をご紹介いただきながら、産学連携を通じたイノベーションの可能性について、構造的かつ多角的な視点から理解を深めることができました。 第2部は、電動車いす「Feeling」プロジェクトの代表・川崎陽祐さんによるピッチが行われました。「車いすになることは大きな精神的負担を伴う」という課題に対し、川崎さんは、自己効力感を高めるハンズフリー電動車いす「Feeling」を開発。このプロジェクトは、病院や福祉施設における移動支援にとどまらず、障害者の就労支援や、誰もが楽しめるユニバーサルなエンターテインメントへの貢献も目指しています。 参加メンターからはフィードバックも寄せられ、今後のさらなる展開と社会実装への期待が高まるセッションとなりました。 イベント開始前には隣接する三菱地所が運営するClimate Tech(気候テック)に特化したイノベーション拠点“ 0Club ”のご案内もありました。
- メンター三田会新年会
2025年1月22日(水)にメンター三田会の新年会が開催されました。 今回は、諮問委員や理事の方のスピーチ、基調講演やパネルディスカッション、学生さんのスピーチなど盛りだくさんな内容で、メンター三田会の会員同士や学生さんとの交流がさらに促進されました。今後の様々な新たな可能性が広がる素晴らしい会になりました。
- 田中祐介氏ご登壇
2025年2月26日(水)にメンター三田会の定例イベントが開催されました。 第1部はインターネット黎明期から電脳隊やフラクタリストで起業を経験されており、現在はメンター三田会の理事でありGOOD SHARE株式会社、株式会社クロスシー 代表取締役の田中祐介氏にご講演をいただきました。VCやベンチャーという言葉もメジャーではない時代を経験されており他では聞くことのできない「ここだけの話」を伺えました。 第2部では、慶應イノベーション推進本部の紹介により、客員起業家(EIR)の今井未来也氏(株式会社DigitalArchi CFO)、杉田洋平氏(ラフター株式会社 CEO)、萩原洋太郎氏(慶應EIR・株式会社コルバトヘルス 営業スペシャリスト)をお招きし、メンター三田会理事の小野修平がコーディネーターを務めるパネルディスカッションを実施しました。EIRならではの苦悩や事業の進め方について貴重なお話を伺いました。
- SKY DECKE ジョン・メッツラー氏との意見交換会
2025年1月8日(水)にメンター三田会の新年を迎えて最初のイベント、カリフォルニア大学バークレー校のベンチャー育成組織「SKY DECKE 」ジョン・メッツラー氏との意見交換会が開催されました。 ~ゲストのジョン・メッツラー氏~ カリフォルニア大学バークレー校 ハース・スクール・オブ・ビジネス講師 同校のベンチャー育成組織「SKY DECKE」にてメンターとして長年従事。 今回は、ジョン・メッツラー氏より米国クラスターや「SKY DECKE」の現況についてご講演いただいたのちに、メンター三田会として米国への展開を含め、今後どのように卒業生や学生を支援していくべきかなど活発な意見交換が行われました。