top of page

米問題から見る農業の今と未来──メンター三田会7月定例イベント開催報告

  • 執筆者の写真: mentormitakai2016
    mentormitakai2016
  • 8月4日
  • 読了時間: 2分

2025年7月23日(水)メンター三田会7月定例イベント

「米問題から透けて見える農業の現状と課題、今後の展望」が東京科学大学キャンパス・イノベーションセンターにて開催されました。


【第1部:基調講演】

第1部では、農業総合研究所 代表取締役社長の堀内寛さんにご登壇いただき、「米問題」を切り口に、日本の農業が抱える構造的な課題と今後の展望について講演いただきました。

なぜ近年、米の価格が上昇しているのか。その背景には単なる需給バランスでは説明できない要因があること、また日本人の米の消費量の変化、流通・物流の構造、そして値決めの仕組みといった業界の裏側まで幅広く解説されました。

講演後半では、農業全体の構造的課題、そして持続可能性やテクノロジーとの連携による未来像についてもお話しいただき、参加者は現場視点のリアルと課題の複雑性を実感する機会となりました。


ree

【第2部:塾員ピッチ】

第2部では、株式会社イロリ代表取締役CEOの福崎康平さんによる塾員ピッチが行われました。

福崎さんは、食やものづくりに関わる職人・クリエイター向けのビジネスSNS「Crafty(クラフティ)」について、事業の構想と現在の進捗を紹介。

特に注目を集めたのは、ウェアラブルデバイスを装着したクリエイターから送られてくる映像データをAIで自動編集し、ショート動画化するという仕組み。職人の仕事の価値を「見る・伝える」新たなかたちとして、参加者からも高い関心が寄せられました。

ree


今後もメンター三田会では、実践知とつながりが生まれる場を提供してまいります。


bottom of page